2016年9月24日土曜日

macOS Sierra で Adobe CS を動かしてみる

じまさです〜

macOS Sierraでは、Java6が切り捨てられたので、Adobe CSが動かない噂を検証してみました。
Parallels Desktop12で仮想環境を作成し、macOS Sierraをクリーンインストールしてみました。


macOSで複数の異なるOSが動作するのはとても便利です。
Adobe CSをインストール後、Adobe Photoshop CS6を動かしてみました。


Photoshopは問題無く動作しました。(Javaはなくても動きそう)
Illustratorを起動しようとすると・・・


Java SE6が必要みたい・・・
でも噂によるとAdobe CSはJavaのインストールの有無をみているだけの様子。

macOSをリカバリモードで起動してからおまじないを施します。
リカバリモードはMacの起動音がしてからcommandキーとRキーを同時に押すだけ。
リンゴマークが出てきたらcommand+Rは離してOKです。
リカバリモードが起動したら、ターミナルを起動し、csrutil disableと入力、
再起動(🍎→再起動)で通常状態にてmacOSを起動します。起動したらターミナルで・・・


sudo mkdir -p /System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk
sudo mkdir -p /System/Library/Java/Support/Deploy.bundle
として、フォルダを作成します。最初のコマンド入力時にはMacのパスワードを入力します。

おまじないをしたら、再びリカバリモードにてcsrutil enableとします。
(csrutilはRootless[SIP: System Integrity Protection]機能を無効にするコマンドです)

Illustratorを起動してみると・・・


起動しました!
Java6SEを入れなくても大丈夫そうです。
ところが、Flashを起動してみたところ・・・


あらら・・・Java6SEが必要みたい・・・。
AppleからJava6SEをダウンロードしてきて・・・





Java6SEのインストーラーを起動。


インストーラーは正常に動作して、macOS Sierraにインストールできました。
再びFlashを起動してみると・・・


今度は警告もなく起動することができました。
Flashは内部処理にJava6ランタイムでも使っているんですかね?

2016/09/24現在、Java6SEはAppleにてダウンロードでき、インストールできましたが、
今後ダウンロードできなくなり、macOSでインストールできなるなるかもしれないですね。

セキュリティホールの懸念からJava6SEを入れたくなければ、二つのフォルダを作れば、何とかAdobe CSは動作するような感じです。

しかしまぁ・・・


macOS Sierraインストールと同時期に、VintageComputerさんから入手した、
Bluetoothカードがお亡くなりになるとはね・・・
近いうちに入手しないと・・・>_<;;

全ての機能を試したわけではないのと、試用版での動作検証のため、
事実と異なることがあるかも知れませんので、自己責任にてご参考ください。

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