ひょんなことから31年前のコンピューターを譲り受けました。
Apple Computer Inc.のMacintosh Plusです。
フロッピードライブにディスクを入れても出てこないので、清掃ついでに分解をしてみました。
分解するのに長いトルクスドライバーが必要となります。オープナーもあると分解がとても楽です。
これらは、Apple Macintosh Classicをメンテしていたころに入手したものが役立ちました。
今は亡きコンピューターランドの親っさん思い出すなぁ・・・(合掌)
トルクスボルトを5本外してオープナーを使うと簡単に分解できるんですね。
当時の筐体の裏側には開発に携わった方々のサインが浮き彫りになっとります。
いやーこういうの好きですね。僕が使っているMacBookProにも何かサインが入っていたけど・・・
Apple製品にスティーブジョブズなんてサイン入っていたら博物館行きでしょうね。
不調のフロッピードライブを外すにはメイン基板を外さないといけませんでした。
コネクタはFDDコネクタと電源供給のコネクタの2つだけでした。外してから後方に引き抜くという簡単な作業。ネジ止め一切無しです。
背面カバーのネジを止めると基板も固定されると・・・合理的!
35年程前にはシャープさんともNECさんともお付き合いがありまして、フライバックトランスの放電はどうするの?と仲の良いシャープのSEの方に聞いてみたら、ドライバーをアースしてヘソ(ブラウン管の左側の丸いコネクタね)に差し込めば、バチって音がして放電するよって言われましたが、いまだかつて試したことありません。怖いもん。はははw
高電圧部に触れないように注意しながら清掃しました。エアブローするだけですがね。
マザーボードご対面〜〜〜
大きなICがモトローラ社互換の日立製68000CPUです。Z80とか6809と比べるとでかすぎる・・・。
この後にドンドン小さくなっていきますが、これほど大きいCPUは68000が最初で最後じゃないかなー。
Appleに採用されているSONYのFDDはイジェクトボタンが無くて電動でイジェクトされるんですが、どうもそのモーターがダメらしいです。
形状を確認しましたら、5年程後に採用されたFDD(1.4M/800K/400K)と端子も形状も同じっぽいので、後日入れ替えしてみます。
今回は綺麗に清掃して元に戻して作業完了です。
問題はSystemFDDが一切ありません・・・
ネットを探しまくったら、System3.2(英語版)が入手できました。2HDではなく、2DDのFDDにコピーしなければならず、かなり難関でした。
PowerMacintoshG4はMacOS9が導入されており、2DDのコピーが不可。Yano製のFDDが2DD/1DD共に扱えない代物でして、結局PowerBook5300csを引っ張り出してきて、MacOS7.6にてDisk Copy 4.2を使いFDDを再現できました。解決に3時間ほどかかりました。
で、起動・・・
無事に起動できました!
Yano製のHyperHardDriveも譲りうけましたが、HDDクラッシュで死亡。Coner製のSCSI HDDが部品取りで取っておいたので交換しましたが、当時はAppleHDD以外はフォーマット出来ないので、どうなるやら・・・
誰かSystem6.0.8か漢字TALK 6.0.8持っていないかなぁ・・・^_^;;
おまけ
同時に譲りうけたPowerBook 145Bは液晶がお亡くなりなので、起動音と起動エラー音だけ楽しみました。>_<
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