2017年11月10日金曜日

蝶々の標本〜展翅〜

じまさです〜

来春羽化するんではないかと想像していた、ツマグロヒョウモンの蛹ですが・・・

風の強い水曜にグラグラと揺れる蛹を眺めてみたら、もぬけの殻。羽化してしまったようです。

目撃談から蝶を見たよと聞いたので安心していましたが・・・
瀕死状態のツマグロヒョウモン♀を発見。残念ながら再び飛び立つことはありませんでした。(合掌)

キズも殆ど無い処女の女の子なので、折角なので標本にしてみることにしました。
標本にする道具、展翅台は完成品を入手すると2000円前後するので、数作るわけでもないので自作しました。

板が約400円、コルクは正味100円くらいです。
過去に標本にしたのは、中学生の終わりか高校生の頃。確か親戚のお兄さんが展翅台(市販品)を持っていたので貰って加工した記憶がよみがえります。

貰ったものは取り付ける部分が水平でしたが、自作品が斜めになっているのは、自重で羽が下がるらしいのでそのように加工しました。
過去の作成時のことはほとんど記憶にないので、ネットで加工方法を調べて加工しました。

展翅台に蝶々を置きました。死んでいるとはいえ、針を刺すのは勇気が・・・。ごめんねと心の中で謝りながら刺しました。
1cm幅にカットしたトレーシングペーパーで羽の位置を調整して、まち針で固定していきます。半透明の紙は市販品もありますが、節約しました。
蝶の胴体に刺した針、インセクターピンは100本入りで950円。そんなに作りませんが、ここだけはしっかりしたものをと書いてあったので従いました。

こんな感じかなーーー^_^
まち針は40本入りのをほとんど使いました。まち針は1000本くらい買っておくと良いと書いてありましたが、20匹も作る方はそのくらい使っちゃうんですね。
死因がほぼ判明しました。

羽化途中で地面に落ちてしまったようで、右側上部の羽が完全に広がっていません。見た感じ飛べそうな気もしますが、何らかのトラブルだったんでしょうね。

過去に羽化させたツマグロヒョウモンはもうちょっと大きかったですが、小さいのは秋型だからなのか専門家でないので判りません。
箱の中に防虫剤を入れて蓋をして、1〜2ヶ月で乾燥して固定されるみたいです。

時々確認して羽がズレてないかチェックしなさいと。

まち針外して、標本箱に入れるのが待ち遠しいです。

ノコギリクワガタちゃんも標本加工していないのでやらないとね。

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