最近、何屋さんだか自分自身でも、よー判らんくなってきましたわぁ。
今回は傘の修理レポートです。^_^
治るならと3ヶ月ほど放置してあった傘。
傘についてWikipediaを見て頂くと、このレポートの説明が判りやすいかな?
傘の名称では「下ろくろ」という部分なんですが、傘を閉じた状態にした時に、カチっと柄の部分にロックされる所が傘を購入してすぐに壊れてしまったそう。
1本目がダメで、不良品ならばともう1本購入したけど、すぐにダメになったそう。
こんな不良品を普通に売っているなんて信じられませんけどーーー>_<
この部分を180度回転させて、穴を作り直してやろうかと。
受骨という部分の固定されている針金をカットして反転させればイイやという判断が間違っていました。
パーン!という音とともに写真の状態になっちゃいました。下ろくろに手を挟まなくてよかったです。
スプリングが強すぎて、簡単に手では縮めることが困難なことが判明。
どーしよーーー。
ネットを徘徊していたら、こんな治具があるらしい・・・。
こんなふうにして使うらしい。バネを縮める治具です。
でもどこを探しても売っている所が見当たらず。傘工場から譲ってもらったという方もいましたが、なんでも日本で売っているのは上野の一箇所だけだとか。
入手は困難です。
ならば、似たような物を作るしかないか・・・。
試行錯誤して、一時間半くらいかけて、治具を作成しました。
下ろくろにキズがつかないようにテーピングして、地道にスプリングを縮めるようにして受骨を固定できる位置まで圧縮していきます。蝶ネジを回す手が痛いです。
しっかりと圧縮できたら下ろくろと受骨を0.7mmのステンレス製針金で固定します。
しっかり固定できたら、治具は外しても大丈夫です。
テーピングしたのにキズが・・・。
きちんと閉まるようになりました。
傘がきちんと開くことを確認して修理作業終了です!!!
やったーーー^_^
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